保険者レセプトデータ:IQVIA Claims 統合データ

治療実態と市場予測で製薬企業の戦略策定をサポート

健康保険組合、国民健康保険、後期高齢者の3保険者由来のレセプトを統合した大規模データベースです。加入者台帳や特定健診データも含み、疾患別の治療実態分析、患者の受療行動の追跡、売上予測や政策評価など多様な用途に活用可能です。 

IQVIA Claims 統合データ 概要

データ期

  • 2012年4月~
  • 毎月更新 (一部年1回更新)
  • 3か月後~反映

各種レセプト

  • 医科入院
  • 医科入院外
  • DPC
  • 調剤
  • 歯科

加入者台帳

  • 匿名化済み患者ID
  • 年齢
  • 性別
  • 本人/非扶養者区分

特定健診

  • BMI
  • 血圧
  • 血液検査 (HbA1C, LDL-C,...)
  • 喫煙

【特徴①】共通フォーマットで統合

健保・国保・後期高齢の異なる3つの保険者由来データを共通フォーマットに統合。一つの解析プログラムで横断的な分析が可能となり、より効率的かつ網羅的なインサイトの取得を支援します。

健康保険組合データ

企業に勤務する被保険者を対象としたデータで、年齢層は比較的若年~中年が中心。就労世代の疾患傾向や治療状況の把握に適しており、職域における医療利用の分析に活用できます。

国民健康保険データ

自営業者や非雇用者などを対象としたデータで、年齢層は幅広く、地域差も大きいのが特徴。地域医療や生活習慣病の傾向分析、自治体単位での医療政策評価に適しています。

後期高齢者データ

75歳以上の高齢者を対象としたデータで、慢性疾患や多剤併用の傾向把握に有効。高齢者医療の質向上や介護連携の分析、政策立案の基礎データとして活用されています。

【特徴②】国内最大規模のサンプル

IQVIA Claims 統合データは、高齢者を含む幅広い年齢層を対象とした、国内最大級の医療データベースです。保険者ごとの偏りを補正した正確な市場分析が可能で、希少疾患や併発疾患の詳細なセグメント分析にも対応します。

患者単位の治療経歴分析

【特徴③】病院・クリニックを対象に治療経過を追跡

患者単位で診断・治療履歴を追跡し、併発疾患や転院を含む治療実態、発症前からのPatient Journeyまで長期的に分析可能です。
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