Press Release

【米国本社発表プレスリリース】米連邦地裁、IQVIAとVeeva社の訴訟において、IQVIAに有利な決定

5 10, 2021

本資料は、IQVIA米国本社が2021年5月10日に発表したプレスリリースの日本語訳です。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先します。 英語版は以下URLをご参照ください。
U.S. District Court Issues Favorable Decision for IQVIA Against Veeva

米連邦地裁、Veeva社が意図的に不正行為、証拠隠滅を図り、盗用・隠ぺい工作を行ったとの判断を下す

リサーチトライアングルパーク、ノースカロライナ州2021年5月10日-ライフサイエンス業界に特化した先進的かつ高度な分析機能、変革をもたらすテクノロジーソリューション、および臨床試験サービスの世界的なリーディング企業であるIQVIA(NYSE:IQV)は、米国ニュージャージー州地方裁判所がVeeva Systems社 (NYSE:VEEV) との訴訟において当社に有利な決定を下したことを本日発表しました。 決定では、IQVIAの制裁申立 に対し、Veeva社が大規模な証拠隠滅、不正行為の隠ぺいを図り、虚偽発言を繰り返していたことを認める判断が示されました。

連邦地裁は、Veeva社に対し、訴訟でのルール違反を理由に、陪審員への複数の説示(Veeva社に不利な内容)や裁判でのVeeva社による証拠使用の制限、訴訟費用の負担を含む、5つの制裁を決定の中で科しました。決定の具体的な内容には、以下が含まれます。

不正・証拠隠滅行為
「IQVIAは、Veeva社が『DataDestroyed Spreadsheet』の作成時に犯罪的または不正な行為を行っていた、または行う意図があったこと、および『DataDestroyed Spreadsheet』が、そうした犯罪的または不正な行為、すなわち証拠の隠滅の助長に使用されたことを疎明した」

Veeva社によるIQVIA知的財産の不正利用
「『IQVIAリファレンスデータ』が、“プログラム的手法により”Veeva社の『OpenData』に含まれていたことに、争いはない」

盗用と意図的隠ぺい
「『OpenDataデータ破損メモ』は、Veeva社がIQVIAデータを不正利用していること、および当該インシデントが訴訟につながりかねないことを十分に認識していたことを示しており、これは独立の監査人であれば発見することができるものである。Veeva社は、“軽微”と主張する (顧客) インシデントをIQVIAまたは監査人に開示するのではなく、隠ぺい することを選択し、証拠を削除し、さらなる証拠を残さないよう従業員に指示した(例えば、電子メール内の『IMS』を『***』 に置き換えたり、本件についてチャットや電子メールで議論しないこと、インシデントについて議論されたチャットや電子メールを削除する等)」

IQVIAの上級副社長、副ゼネラルカウンセルのHarvey Ashmanは、次のように述べています。「Veeva社の長年にわたる詐欺的な商慣行と会社ぐるみの盗用のパターンを明らかにした今回の決定を歓迎します。Veeva社は顧客のファイルからIQVIAの知的財産を盗み、それが間違っていると認識しながら、不正を隠ぺいするために証拠を破棄し、一連の行為について虚偽を述べました。Veeva社はIQVIA、裁判所、顧客、メディア、投資家を偽りました。Veeva社が知的財産権、契約上の義務、そして真実を軽視していることは明らかです。IQVIAは、お客様の利益のために進行中の訴訟を成功裏に解決し、知的財産、イノベーション、投資の保護に努めてまいります」

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